2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ウェーイ

陶淵明全集はずいぶん前に買ったものだが、今あらためて読むとぐっと親近感がわいてきて、より深く味わえるようになったように思う。老荘的な人物かと思っていたが、そういう隠者の暮らしのかげに隠れて、かれの激しい気質やユーモアもうかがえる。官職につ…

福永光司

福永光司訳解の「荘子」が復刊していた。ぜひ買いたいが、これまたえらく高いなー。ほかにも訳注の人がいるのは、たぶん最新の荘子研究結果を反映させているのだろうと思う。たしか荘子のより古い文献が発掘されたとかで話題になってたし。荘子自体を読みた…

コリン・ウィルソン追悼読書

去年暮れにコリン・ウィルソンが亡くなっていたことを今ごろになって知る。ちょうど今、彼の自伝「発端への旅」を読んでいて、それが予想以上におもしろく、そしてまた大いに共感し、このつまらぬ日常を生き、働くはげみにしている。かれの著書がなかったら…

デュメジルぶしゃー

値段が高騰しているデュメジルコレクションが図書館に全部そろってたぜ。 ただこういう難しいのは借りて読んでもすぐに期限が来てぜんぶ読めないんだよな〜。