民族音楽とロック

Book of Secrets
ケルト音楽をもとにしたポップスといえばエンヤであるが、ロリーナ・マッケニットもすばらしい。エンヤはシンセサイザーで現代的な味付けがされているが、こちらは生楽器を用いているためか、より民族音楽的である。

ずっとまえにこの人のアルバムを注文したところ、日本でのレコード会社がよほどマイナーなのか、いつ電話をかけても留守電になっているので注文できない、とのことだった。その時は、あんまり待つのもいやなので、違う物を買ってしまったが。どうやらホームページを見てみると、ほとんどの業務を一人でやっているらしい。そら大変だ。ともあれ、今じゃアマゾンでなんでも買える。音楽は非常に好みである。じっくりと聞き込んでいきたい。

そういえばこないだ亡くなったゲイリー・ムーアもワイルド・フロンティアという、アイリッシュ音楽ばりばりのハードロックをやったがこれもいい。これに影響を受けたイギリスのTENも真似して名作を出しているし、同じイギリスのDareというバンドもAOR+アイリッシュというかんじでとてもいい。
WILD FRONTIER

民族音楽+ロックは名盤が多いような気がする。

日本の六三四もヘビーメタル純邦楽という変な組み合わせで、見事に洗練された音楽をやっている。残念ながら今は活動していないようだけれども。

だが六三四のメインコンポーザーは、どうやらアニメや映画などの音楽制作に携わっているらしく、何らかの形で音源は聞けるようだ。これも聞いてみようかな。
大和 YAMATO

おのれのルーツを見つめなおす過程が、何らかのマジックを生み出しているのだろうか。売れるバンドは滅多にいないけど。