読書メモ

・フランクミラーのダークナイトリターンズ。噂に違わぬ大傑作。いうことなし。スーパーマンのリメイク映画も成功したようだからこのリターンズ映画化もするのかな。シンシティ完全版も楽しみだ。ダークナイトライジングなにそれってかんじだ。

・フィリップホセファーマーのリバーワールドシリーズも読み終わったが、最終巻ぐらいになってくると登場人物の行動が――黒幕であるエシカル人の行動が意味不明になってきて、こいつアホなんじゃないか、どこが倫理的に人間の上やねんと思うような間抜けっぷりをさらし、さらに強引な結末だったから釈然としなかった。まあそれ以外はそこそこおもしろかったから、よしとしておく。

・飴村行の粘膜人間を寝る前に読みながらそのまま眠ったら、腐った人間が真空パックで送り届けられる悪夢を見たので、この本は寝る前に読むべきではないと思う。漫画太郎の絵で脳内再生されたという人も多いらしいが、僕もそうだった。まあ、現実離れした設定や言葉づかいにそこはかとないユーモアは漂っているものの、話の筋はギャグどころかエログロナンセンスのオンパレードだから、まんま画太郎的とはいえないだろう。やはり独特のものがある。